画像診断について

画像診断とは?
•人間の体内の状態を画像として表現し、体を切らずに病気を診断する方法です。病変の早期発見、正確な診断、治療効果の判定に大変重要な役割をはたしています。
画像診断医とは?

MRI装置などX線を使わない診断分野も増えてきていることから、画像診断を専門に行う射線科医を画像診断医と呼ぶようになっています。

最適な治療には、確かな診断が不可欠です。科学的根拠に基づく医療(Evidence Based Medicine)の時代には、画像診断で得られる多量の情報を正しく理解し治療に役立てる医師が必要です。

•画像診断医の需要は近年急速に高まっており、この傾向は日本だけでなく、欧米でも同様です。

また基本領域18学会の一つでもあります

 

日本の画像診断医は著しく不足しています

・米国
放射線科医の全医師に占める割合は約6%

・日本
放射線科医の全医師に占める割合は約2%

米国の人口あたり各科医師数を1とすると日本では
放射線科医 0.3
麻酔科 0.4
小児科 0.5
産婦人科 0.8
医師全体 0.9

米国に比べ人口比0.3にすぎず、麻酔科医、小児科、産婦人科医よりも少ない状態です。